発行可能株式総数とは？

会社を設立する際に、１株いくらで何株発行するかを決めますが、それと同時に発行可能株式総数も決めることとなります。

発行可能株式総数とは、会社が発行できる株式の上限をいいます。
会社は、この発行可能株式総数を超えて株式を発行することはできません。


発行可能株式総数はどうやって決めるのか？
では、発行可能株式総数はどうやって決めるべきなのでしょうか？
１株１万円で100株発行した場合は、資本金が100万円となります。
100株発行する場合に、発行可能株式総数を100株にしておくと、会社の事業拡大に伴い、増資をする場合に発行可能株式総数が100株だとそれ以上発行することができません。
後で、発行可能株式総数を増やすことは可能ですが、別途費用がかかってしまいます。
ですので、発行可能株式総数を多めに設定するケースがほとんどです。

当プラザでは、発行する株式の10倍を目安に発行可能株式総数を設定しております。
今後、増資をする可能性を見込んで決めておくと良いでしょう！