資本金はいくらに設定したら良いですか？

資本金とは、株式を発行する事で集めた資金のことを言います。
資本金は会社が営業を行うための資金として使われるもので、資本金が多ければ多い程業務に使えるお金が多くなるため、いわゆる「体力のある会社」というように見られます。

以前は、有限会社の場合300万円、株式会社の場合1000万円の資本金が最低でも必要でしたが、現在は資本金制度が撤廃され、資本金１円でも会社を設立することが可能です。

しかし、実際は１円で会社を作っている会社は多くありません。
なぜなら、実際は１円では会社が使えるお金がなく、また信用力の面からも欠けるからです。
会社設立の際には、何かと運転資金や設備資金が必要ですので、必要な金額を見越して資本金を設定すると良いでしょう。
また、資本金が1,000万円以上となると税金が増額となりますので、1,000万円未満にすべきです。

よって、以前の有限会社の資本金を目安に300万円あれば理想です。
無理なくいくら資本金を積むことができるかにもよりますので、実際は100万円から1,000万円の間を基準に考えたら良いのではないでしょうか？